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詩を生む身体・・・・・・ジャック・ルコック

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新しい課題???というか、ヒントが見つかりました。

去年の舞台の私の密かな課題は、
「役を演じないこと」でした。

頭で考えずに、感覚で役を造るということです。
ただ、存在することに恐れない。
古い方法を手放すことでした。

今日は、電車と、休憩時間に、この本を読みました。

日本ではしっかり、ないのですが、
外国では、演劇教育がしっかりあって、
感性をどう育てるかというやり方が書いてあります。

この本がすっごい面白くって!!!!

役の中に、動物を見つけたり、
役の中に、自然をみつけたり、
色を、身体の動きで表現したり、
絵を、身体の動きで表現したり、
音楽を、身体の動きで表現したり、
マスクを使って、自然になったり、

と、全部読めてないのですが、
こんなことなんです。

そうすると、人物の見せ方を、頭で工夫するよりも、
もっと、ユニークに、大胆に、かつ嘘がない表現ができそう!

それから、
例えば絵を、見て、その絵を動いてみようと思ったら、
その、絵の本質をとらえなければできません。
その絵の、核心。
その絵の、中心の光を見つけることだと思ったんです。

それが、私の今日の一番の発見でした。

歌も、役も、人間も、
その、中心の光=魂をとらえて、表現する!ということに
気付いたんです(●^o^●)


あん子さんと、ちはるさんの、
ブラーマクマリスの瞑想の会で、
人の魂を見る訓練をしました。
相手を見るとき、目ではなくて、額の奥の小さな光=魂を見る
というものです。
瞑想の会に集まった、人たちと、一人ひとり向き合って、
額の魂を見ることをしました。
そしたら、なんだか、不思議なんですが、長い時間お話をして、
理解するよりも、ずっと早くその方のことが、わかるんです。
そして、イライラや、嫌な言葉が入ってきませんから、
お互いすごい優しい、楽な気持ちで、いられます。


だから、次回からは、積極的に、
魂を感じてとらえて、それを表現することをしてみたい!
どんな色をしているか。
どんな自然が感じられるか?木かな、火かな、光かな?

やっぱり、舞台のこと、考えてるのが、一番集中できて、
元気になります!
Commented by ありさ at 2011-04-01 02:20 x
わかるよー!
私もアメリカの高校の演劇の授業の本とか読んでます!

人の魂を見る、に賛成。
私もやってみます。

前の職場では、よく誰かを食べ物で例えたり、水かな火かなとか考えたり、絵画の描かれてないところを見る訓練とかを、上司から勧められて、暇があればやっていました。
私は『人』が好きだし興味あるので、そういうのはすごく好きです。

『本質』的なものを見るのは、というのは、感覚がぱーっと開く感じになります!
Commented by mihodontan at 2011-04-01 20:46
ありささん!

いろんな本を読んで、色々やっていくのも、
ずっとやってこなかったことなので、
それもいいなと思います。

実践が伴えば、知識も役にたちますね!
バランス感覚を持って、色んなことを、
焦らず、取り入れていけたらなぁと思いました。

未来に光を見るのも、同じことなのかもしれませんね!
Commented by きょうこ at 2011-04-10 22:59 x
今更ですが、久々にどんたん日記を訪れてびっくり!
ルコックですやん!
大学のとき、二年間どっぷりルコックでしたよ。
とても楽しくて、今のバレエ指導の土台になってる部分もあります。
マスク…懐かしい。
Commented by mihodontan at 2011-04-11 00:22
きょうこさん!

私はあんまりルコックや、外国の、
演劇教育の取り組みを
しっかりと受けたことがないです。
大学院では、秋浜悟史先生が、エチュードを
していらっしゃったようですが。私は、
大学院まで行っていないので。

今は、稽古場で、エチュードや、即興の
稽古システムを取り入れて、
作品を造っているので、なかなか難しいですが、
面白いです☆
by mihodontan | 2011-03-31 21:33 | | Comments(4)