2010年 05月 05日
奈良のお話

平城京・・・何この漢字
資料を手にして、ある程度、中をまわってから気づきました。
日本語のパンフレットのほかに、
中国語と、英語もあるようで、

私が手に取ったのは、中国語で、
ほとんど読めませんでした。
とても、勉強になる資料館で、日本の歴史、
昔の日本人の精神が心にしみいりました。
それから、せんとくんのかわいさも、映像だとよくわかりました。(笑)
資料館の中は、撮影禁止なのですが、
中には、びっくりする高性能ロボットがいます。必見!!
それから、VRシアターの映像に、感動しました。
当時の平城京の姿が、3Dの映像で再現されています。
やっぱりそこでも、つつーと涙が流れました。
だって、その景色は、やっぱり中国のそのままで、
死んでしまってからしか、都を高いところからは、見られなかったのですから、
まさに、ひとつ命が終わって、改めて、上空から、都を眺めている風景だったからです。
遣唐使船にも、入り、まさか、こんな舟に乗って、
命をかけて、日本という国のために航海をした人たちが、いたなんてなぁ。
お土産ブースで、韓国のおじさんに「花文字」を書いてもらいました。

左から「猿渡美穂」とかいてあります。
時間は5分程度で、頼んだ文字を書いてもらえます。縁起ものだそうです。
でも、これ、ちょっと4文字のバランスが良くないんです。
猿渡・・・まで、おじさんが書いてくれた時、
おじさんが「ケンチャナヨ、ケンチャナヨ」
と言い出しました。
誰がどうみても、紙の余白が少ない。
美穂って入らないけど、どうするのかな・・・?
確か、「ケンチャナヨ」は韓国語で、「大丈夫」の意味だったな。
おじさんは、そのまま美穂を余白につめつめに書き込んで、
完成させました。
私は、「書き直してください」っていう言葉を呑み込みました。
やるな、おじさん!
これはこれでいっか!確かに世界で一つだわ!
でも、大丈夫。
他の人たちの時は、私の時の失敗を生かして、
バランス良く作品を仕上げていらっしゃったから(笑)
みなさんも、旅の記念に是非!
世界でひとつの、とってもきれいな文字です。

これは、いいのか?と思ったお土産です。
「奈良の恋人」
これ、「白い・・・」同じじゃないですかっ!!
ウエハースに、ホワイトチョコレートも同じです。
きっと、食べたら、確実に中身も同じなんだろうなぁ。
「まんとくん」と肩を並べる、奈良の力技です。