2009年 03月 02日
英雄たち
秋浜悟史先生の、戯曲。
ずっと読もうと思って、置いてあった本です。
都会に出てきて、ふるさとのことを思い出して書いたそうです。
と、あとがきに。
幼馴染たちのことを、「英雄たち」って書いているところが、
やっぱり秋浜先生でした。
日本のいいところは、負けた人に手をさしのべる文化があったことだと、
なにかで知りましたが、
「負けた人」なんて、いうのはいないのだ。
という、意識の高さがうかがえるところが、すごいところだと、思いました。
どんな状況にあっても、
人を見下さない。
人を認める。
ことができる人格を、日本は持っていたのかなと思います。
え~文化や~!
秋浜先生の本には、そんな優しさが、たくさん詰まっていました。
by mihodontan
| 2009-03-02 20:28
| 本
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