西村由紀江さんのピアノ

私が学生時代に、後輩たちと一緒に、夏目漱石の
「夢十夜」を舞台にしたことがあります。

演出がしっかりした演出力がない、役者もそんなにうまくないので、
みんで、色々なアイデアを
出し合って、動きとセリフをいろんな取り組み方でやってみたら、
変わった舞台が出来上がりました。

その時の音響さんが、舞台中に使用していた音楽が、
西村理紀江さんのピアノの曲でした。

すっかり忘れていたんですが、最近CDを整理していたらでてきたので、
聞いてみると、当時の稽古場から見える景色や、メンバーのことを
思い出したのです。
私は、これまで、あんまり、過去を振り返って思い出したりすることがなかったのですが、
思い出した景色が、とても美しいのです。

芸大の体育館のガラスから見える大きな夕日とか、
色々もめたけど、いろんな表現を考えたこととか、
演出プランを一生懸命考えたこととか、
何もできなかったけど、一生懸命だったなぁと、思い出しました。

音楽がきれいだからか、物語が美しいからか、
もうそんな年齢になってしまったからか・・・。
ブワって心があったかくなる感じがしました。

いつまでも、そんな気持で、舞台に取り組めたらいいなと思いました。
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by mihodontan | 2009-01-20 22:10 | 音楽 | Comments(0)