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今回の宇宙ビールのLIVEのナンバーは、結構挑戦!です☆

まず、私が聞いて、
うわあ…これいい!と思ったもの。
それから、出演者の皆さんが、これいい!って思ったもの。

それから、やってみたかったことのなかに、トラッド系の音楽をいれてみたかったこと。
伝承歌みたいなものです。

このトラッド系は、有名なのは、アイルアンドの、ダンスの音楽だったり、民族的な音楽だったりするけど、
トラッド系というのは、
もっと幅広く、一言で言い表すことができるものでもない。

私たちがよく聞く、現代的な音楽からは、少し違うものなのですが、
この曲たちのメロディーラインや、歌詞には、なにか魅了されてしまう魂みたいのが宿っている。

音楽の力はとても強いので、
その曲たちを元に書いた、今回の作品にも、かなり、心の底に届くものが宿っているようで、
演出中に、内容や解釈を説明する時とか、
それを演者さんが聞いている最中に、
時々みんな泣くのを我慢してる時がある。

というかなんか涙がかってにでてきそうになるような感覚になる。

私は役者なので、
泣けと言われれば泣く。
で、作品とかですぐ入ってしまって、自然に悲しくなって泣くこととかの方が、本当に自然で感情を揺らすことに慣れてるなと思うし、そういうものを感知するとかも慣れている。
だけど、
なんか今回の作品は、
私が書いたけど

私が書いた以上にいろんなものが詰まっている感じがする。
これって作品に取り掛かり始める前から感覚としてあるけど、
こういう作品の場合は、出来上がる前から、
なにかしらの感覚があるんだなあ。

こういう目に見えないものの沢山の力が関わってくる系の作品の時は、神様のお箸さばきがすごい時で、これは久々の感じがしている。

世に生み出すと、私の手を離れるのは、
歌も声も台本も同じだけど、
宇宙ビールの時は、この力を私が、演者ではなくて、台本を作成する時や、曲を作成する時に、使うことができるということなのだなということだ。
by mihodontan | 2015-07-13 00:05 | Comments(0)