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腎臓、脾臓、陰性体質について

雨が降ってまた寒くなりましたが、この一連の雨が上がれば、
また一段と温かくなりそうですね(*^_^*)

さて、今日は、腎臓と、脾臓の強化ポーズを行いました。

脾臓は、胃の後ろ側にある、10cmくらいのそら豆形の臓器です。
働きは、
〇血液・リンパ液の免疫抗体を造る。
〇血液の新陳代謝を促す

など、血液と関係しています。

今日は陰性体質と、虚証のついて説明しました。

虚証(きょしょう)とは・・・・「気」が虚してなくなり冷えた状態のこと

気が不足している、
水分が不足している、
血が不足している、
冷えに対してあたためる力がない
発熱する場合、水・血・体を構成する物質が不足して発熱。

する状態のことを指します。

陰性体質の特長・・・

青い顔、冷え症、低血圧、貧血、手足冷たい、声小さい、全身の倦怠感、手足の無力感、
足腰の脱力感、食欲不振と過食の繰り返し、便秘、胃腸が弱い、心配性、神経質、線が細い、
胃下垂、猫背、血が薄い、冷えのぼせ、冷たいの飲み物が苦手、苦いものが苦手、
甘いものが好き

などです。
あてはまるものと、そうでないものがあると思うのですが、
先天的なものと、後天的なものがあることに気づかれると思います。

現代の食事、生活スタイルは、コレステロール過多で陽性体質に偏るか、
糖分過多で、陰性体質かといったものがほとんどです。

脾臓の働きをよくする。
そして、そのために
改善薬としては、
ご自分の体質を改善する食べ物を摂取する。


改善薬・・・・

白砂糖、果物の甘みを省く(どちらも身体を冷やすもの)
⇒米飴、麦芽水飴、メイプルシロップなどにする
さらにいうと、
⇒穀物、野菜の天然の甘みがベスト。(大根、かぼちゃ、サツマイモ、栗、とうもろこし)

お酢を摂りすぎない。
(酢は熱を発散する働き)

根菜をとる
(ごぼう、人参、玉ねぎ、レンコン、自然薯、葛)

その他にも
天然塩、味噌、しょうゆ、梅干し、ゴマ塩、タンポポコーヒー

「気」……について、昔は「氣」と中に米と書いていました。
気が八方に広がるという意味と、
米という意味がありますが、
気のエネルギーを補う最高の食べ物が「米」なのです。
粟、ひえ、きびもよいです。

白いお米に、塩、ゴマ、ゆであずきをかけたりして、食べると、
ミネラルが摂取できていいです。
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今日は、きなこと小豆のもちもちご飯パンをおだししました。

サロンでは、スノーボールと、お紅茶を出していただきました。

瞑想呼吸法についても、色々とお話させていただきました。
ヨガでも、
ポーズとポーズとの間に休息をとりますが、
その休息を、「内観」と言ったりもします。

「内観」とは、内側を観るということです。
魂を感じることなのですが、そういってしまうと、難しいような気がしてしまいます。

人のことは、よく見えて、自分のことがわからないのは、
自分の客観視ができないからなんです。

「内観」、瞑想呼吸法を使って、自分を客観視できれば、
外の事象もよくわかってきます。

内と、外はイコールなのです。

一つの水槽があって
水槽の中に焦点を当てると、
自分は水の中にいて、
水槽の底を見ると、暗くて、底なしに見えます。
自分がその中で溺れているように感じます。

でも、それは単なる水槽の中の水で、
容器の中に水がたまっているだけで、
もしその水槽が必要ないなら、
水槽を運んで、自分のスペースから出してしまうこともできます。

「内観」をしていくと、
水槽の水で溺れる必要のないことがわかってくる。
そういう意識の持ち方がしやすくなるということだと思います。


それから、たとえば、感謝できないことに、無理して感謝しないでいいこと。
自分の心をそのまま捉えることも大切です。
感謝できないと感じていることに、無理に感謝するようにすると、
自分の心が置き去りになります。

本当に自分が感じていることに正直でいいのです。
自分はこう思って、こう感じているなということ。
それを、そのまままるごと受け入れればいいということです。
そのまま受け入れることができたときに、初めて、
本当に感謝できるから、いそがないでいいのです(*^_^*)

今日はそんな感じでした。

皆さんいつもありがとうございます☆
by mihodontan | 2012-02-06 20:12 | ヨガ | Comments(0)