人気ブログランキング | 話題のタグを見る

仕事と稽古と…

ちょっと忙しい週末でした。

三連勤しつつ、
中日に、去年11月に上演した「サブウェイ」の稽古。
2日目は、携帯不携帯だったので、
稽古場風景も撮影できず。

でもとっても、楽しい稽古でした。

こんな早い時期から~再演に向けて、何をするのかというと、
それはそれは、色々あるんです!
作・演出の林さんから、「サブウェイ」の構造についての、
講義がありました(笑)
ホワイトボードを、囲んで、座る出演者たち。

再演に向けて、データベースを増やすということです。

再演ですが、全く、感じ変わる予定だそうです。

「サブウェイ」
今年の8月。
伊丹AI・HALL
東京王子小劇場にて!


今年も盛りだくさんですよっ☆
くじけないように、一生懸命します(●^o^●)


移動中はうとうとしながらも、
寺山修司の「不思議図書館」という本を読んでいて、
ちょっとびっくりしたことがあります。

「犬に読ませる本」という題名の数ページがあります。
これは、犬は文字が読めないので、犬に読んでほしい本という意味で、
寺山修司は考えているようです。
「犬がいかに素晴らしいか」というのが、分かる内容になっています。

首輪について。
犬や猫が、飼い猫、飼い犬とわかるように、首輪をつけます。
なんですが、人間は、無意識的に、「首輪」の役割を知っているのではないか?
そう思ったのです。
野性を忘れて、人間の世界で生きることを選びました。
それが、縁なのか、運命なのか、
それは、一体どこから決まっていたことなのか?
という、首輪の意味というか・・・。

私の知り合いに、生まれてくる前の、記憶を
持っている人がいます。
生まれる前に、列車に乗っていて、それぞれ、
カバンや、本や、楽譜や、いろんなものをもって、乗っています。
それを持って、生まれてくるのです。
それから
みんな、首輪をつけて、記憶を消します。
でも、私の知り合いは、なんと、首輪がきついので、
緩めようとしてさわっていたら、「カチャン」とはずれてしまったんだそうです。

だから、覚えているんだと思うのですが・・・・。


寺山修司の「犬に読ませる本」の文章は、
「生きるかぎり、人もまた、見えない首輪をはずすことはできないのである。」
で締めくくられていて、どきっとしました。

寺山修司は、この、人間が、消してきた記憶にアクセスできたのでは・・・?
といっても、芸術家の感覚、方法としてだと思うのですが、
アクセスの方法は、鋭い勘と、洞察力といった、
誰もが持っている、感覚だとおもうのですが、
他の文章を、読んでいても、どうしても、
そう、感じざるを得ないような、内容や、文章でした。

そうして、この「不思議図書館」自体、古本屋から、色んな、
本をひも解いて、書かれたもので、
まさに、アカシックレコードそのものだと感じました。
まさにまさに、最近の私たちの取り組んでいる、「サブウェイ」、
データベースの集合体が、この本です。


なので、インスピレーションがどこから、やってくるのかということや、
最近気になっている、無意識の領域について、
の答えは、やっぱり、
アカシックネットワークから。
というのが、私の中では、明確になってきています。

人間は、データーベースの集合体でもあり、データーベースでもある。
人間の一生と、宇宙の法則。
私の魂と、全ての魂の記憶。

今日も、銀河鉄道にいる気分で、阪急電車で、眠りました。

仕事と稽古と…_c0180209_19283385.jpg

地元では、キャンドルがともされていて、
吹奏楽で、「翼をください」の生演奏をしていました。
本日では、ないのですが、JRの事故の追悼キャンドルでした。
仕事と稽古と…_c0180209_19283335.jpg

生きていること自体が、すでに、翼をいただいているんだなぁ。

背中に、翼があることに気づいて、
それが、どんな翼なのか、知ることは、
生きている中で、とっても重要なことだなぁと思いました。

沢山楽しみなさい。
チャレンジしなさい。


今日は、文章が長くなりました。
Commented by ビーン at 2011-02-20 23:50 x
サブウェイ、どのようになるのか楽しみです。
今度はもっと深く見れそうです。
寺山修司、読んでみます。
ありがとうございます◎◎◎
Commented by mihodontan at 2011-02-21 11:56
ビーンさん!

わぁ~☆再演も見に来てくださるんですね(*^_^*)
いつもありがとうございます☆
私もどうなるか楽しみです!!
寺山修司面白いです!
何冊かすでにもっていたけど、
実際、すす~と、読む程度だったんですが、
今読んでみて、色んな発見が沢山あって、
ビックリしています(●^o^●)
by mihodontan | 2011-02-20 19:28 | 日常 | Comments(2)