2009年 07月 20日
稽古場日記4
ヨガマスターの本を、電車の中で読みながら。
「現代の人は、外側ばかりに重きをおいて、
自分のことは何にも知らない。」
と、書かれていました。
私は自分で、えらんで、こんなにばたばたしているけれど、
はたして、それが、いいのか、悪いのか、わかりません。
忙しいことに甘えて、人につらく当たったり、
思いやりがなくなったら、絶対に駄目だと思います。
でも、それは、私がわかる範囲でのことで、
ほんとにそれさえ、できているのかはわからないのです。
今日は稽古場で、先輩の役者さんの訃報を聞き、
じっと、いろんなことを考えてしまいました。
新聞の記事では、どこかの誰かが、海で行方不明。
で終わりですが、
そこにはたくさんのことが詰まっていて、
私たちが、いつも、平気なのは、
単に鈍感で馬鹿だからなんです。
悲しいことは世界にいっぱいに溢れかえっています。
静かにじっと考えてみます。
by mihodontan
| 2009-07-20 23:02
| 舞台
|
Comments(0)