2009年 05月 12日
車輪の下・・・ヘルマン・ヘッセ
ドイツと日本は、戦争で、自国に最悪感を持っている辺りが、似ています。
車輪の下は、題名だけは知っていましたが、やっと読むことができました。
ずーんと、すごく悲しくなりました。
戯曲でも、小説でも、登場人物が、とても、複雑な精神構造を持っていたり、
すごい環境に置かれていたりして、
なんで、こんなこと知っているんだろう、とか、
なんで、こんな人物像が描き出せるんだろうと、
作者に対して思います。
だいたい、作者の実体験だったり、登場人物が作者自身だったりして、
私は作品と、作者の人生に、二度以上ビックリします。
作品のあとがきに、年表とか載っていて、
数行で人の生から死までの、あらすじが書いてあります。
行間に、数文字に、どれだけの世界が、詰まっているのかを考えてみます。
お芝居もそうです。
by mihodontan
| 2009-05-12 21:24
| 本
|
Comments(0)